実施報告:第31回  おもてなしニッポンが誇る 暮らしに緑茶 美味しい日本茶の淹れ方、煎り方、いただき方 体験会

4月13日、みちこアソシエイツ代表のおもてなし日本茶アドバイザー、岩崎三知子さんを講師にお迎えして、第31回  おもてなしニッポンが誇る 暮らしに緑茶 美味しい日本茶の淹れ方、煎り方、いただき方 体験会を開催いたしました。

参加者のみなさんがお部屋に入られると、岩崎さんの笑顔と、香ばしいお茶の香りでお出迎え。

「香りもおもてなし」と、みなさんが来られる前からほうじ茶を煎ってくださっていたのです。

この浅煎りのほうじ茶をいただきながら、まずは岩崎さんが自己紹介。

お茶で結ばれる縁、茶縁(ちゃえん)を大切にしている岩崎さん。

みなさんにも自己紹介をしていただき、ご自身のお茶の好みやその理由、お茶にまつわるエピソードを伺いました。

 

次に、焙烙(ほうろく)を使った焙煎体験。

焙烙は、煎る前に充分温めておくことなど、使い方やコツを教えていただいたものの、実際に煎るとやはり難しい...…。 

いつしか燻され、時代のついた愛用の焙烙をながめながら「普段の生活のなかで実践し慣れることで、焙烙とともに成長する」思いの丈に聞き入る受講生。さらには茶葉さえあれば、浅煎り、中煎り、深煎りと、自分好みが楽しめてしまう。

 

ほうじ茶は、煎ってすぐに急須に入れて、熱湯を注いで30秒。せっかちな私にピッタリと岩崎さんは笑います。湯冷ましにうつしてから、それぞれの汲み出し茶碗に分けると、香ばしい香りがまた広がります。

 

 

ほうじ茶の次は、いよいよ煎茶。

煎茶は、茶葉やお湯の量はもちろん、お湯の温度や蒸らす時間によって味が変わる繊細なお茶。

一煎目は70度のお湯でじっくり蒸らすと、甘くてまろやかに…...まるでおだしのようにも感じる味わいに、みなさんほっこり。

二煎目は90度のお湯で1分ほど待ち、ぐっと渋みを楽しむ。こうして優しい喉ごしの三煎目まで、味の変化を存分に堪能。

水出しにすると、より甘みを楽しめるのだとか。

 

さらに今回は、岩崎さんお薦めの「茶葉を食べる」体験も。

ビタミンEが豊富な茶葉。三煎目の後の茶葉に、ポン酢とかつお節をかけると、まるでおひたしのような美味しさ。初体験の味に驚きの声が。油との相性もいいので、炒飯や玉子焼きに混ぜるのもお薦めとのこと。

何煎も美味しくいただける茶葉を「煎が効く」といいます。

 

お茶屋さんで「これは煎が効きますか?」と尋ねると、一目おかれますよと岩崎さん。美味しいお茶をお探しの時には、ぜひお試しを。お店の奥から隠れた銘茶が出てくるかもしれません。

 

今回の体験会で使用した器は、すべて岩崎さんのご主人の作品『龍爪梅花皮(りゅうそうかいらぎ)』

日ノ出窯で生まれた“奇跡の焼き物”といわれる器と、香り豊かで味わい深い日本茶。貴重な茶縁に感謝しつつ、眼福、口福を堪能したひとときでした。

日ノ出窯では陶芸体験もあり、ギャラリーでは岩崎さんの日本茶の淹れ方教室も開催されています。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょう。

 

日ノ出窯

https://www.hinodegama.com/