実施報告:第39回 クセになるちくちく体験 わん玉ニャン玉 ころっモフ 羊毛フェルト人形


2020年1月25日(土)、羊毛フェルト作家ユニット CuteWorkの和田 絵里さん、小松 正人さんを講師にお迎えして、『第39回 クセになるちくちく体験 わん玉ニャン玉 ころっモフ 羊毛フェルト人形』を開催いたしました。

 

今年のみのおてならいは、手作り体験会が目白押し。第1弾となる今回は、羊毛フェルトでねこちゃんやわんちゃん人形を作ります。

通常は、土台となるフェルトボールから作りますが、今回は卵形の土台をご用意くださいました。

 

まずは、全体の地色となる、綿のようなふわふわの羊毛フェルトと、目のパーツを選びます。フェルトは、白、黒、グレー、茶色に薄いベージュ。目のパーツも、大小の大きさはもちろん、猫の目と同じように黒目の周りが黄色や緑のものなど、いろんな種類があります。それぞれのイメージを思い浮かべながら選ぶみなさんは、悩ましくも楽しそう。

 

さっそく、ほぐしたフェルトを土台に巻いて、フェルティングニードル(ニードルフェルト針)で刺していきます。

和田さんが、各テーブルを回りながら、コツを教えてくださいます。

 

三毛猫のように、何色か使う場合は、地色をつけた上に、別の色をのせていきます。こうすると、ぶち模様やヒョウ柄も作れます。中には、濃淡2色のフェルトをほぐしてミックスしたものを地色にしている方も!

すでに、それぞれの完成イメージが膨らんできているようです。

 

ちくちく、サクサク、ちくちく、サクサク……。

はじめは聞こえていた会話も少なくなり、すぐにフェルトを刺す音だけが響くようになりました。

「集中されてますねぇ」という和田さんの声に、ハッと顔を上げて、思わず笑い合うみなさん。

 

全体が地色で覆われたら、目の位置を決めて、パーツを差し込みます。目の位置によっても表情が変わるとあって、みなさんも慎重に位置を決めていきます。

 

次に、地色とは別にご用意くださったカラフルなフェルトやフェルト生地を使って、耳や鼻、しっぽなどを作ります。

耳やしっぽは、フェルト生地でもできますが、ふわふわのフェルトを丸めて、ちくちく形作ることもできます。鼻の周りをふっくらさせて、よりリアルな顔立ちにしたり、ピンクのフェルトでほっぺを彩ったり、だんだん表情も豊かになってきました。

少しテクニックが必要なところも、小松さんのフォローでイメージ通りの作品に近づいていきます。

 

最後は、フェルト以外に、毛糸や鈴なども使って、お好みの飾りをつけるとできあがり。

 

 ねこちゃん、わんちゃんはもちろん、オリジナルキャラクターまで勢揃いした作品は、もふもふ、ふわふわ、何とも癒される眺め。

男性からお子さままで、初心者も経験者も、みんな一緒にちくちく、サクサク。ほっこり幸せな冬の午後でした。

 

CuteWorkでは、体験教室はもちろん、フェルト人形の販売や、オーダー製作もしていただけます。ぜひ一度、ご覧ください。